SOUNDCASE

イギリスを中心に世界でも積極的に活動していたインディーズロックバンド「VANT」は、2018年に入ってから無期限で活動を休止している。

無期限活動休止と聞いて気になるのはいつ戻ってくるかだが、あるイギリスのサイトのインタビューでは、「僕たちはこれからしばらく活動を休止するけど悲しまないで。新しいことが今進行中なんだ。2018年の間に生まれ変わって戻ってくるよ。」と答えている。

VANTの曲の特徴の1つと言えば、今この世界に起こっているリアルな問題に目を背けないまっすぐな歌詞だ。例えば「Peace&Love」は世界中を震撼させたパリのライブハウスで起こったテロの後に書き上げられた曲だという。

あの時のテロ事件のような事件や事故、自然現象による被害は世界中で日常的に起きている。そして一度起こったことを私たちは記憶しなければならない。人々が悲しみに包まれた時こそ、そんな世の中で希望を持つためにどうするべきかをVANTなりに考え歌換えている。

そんな彼らが今後どのような風に変わって戻ってくるのか注目したい。

Biography

VANTは2013年、マティー・ヴァント(Mattie Vant)によるソロ活動で始まったが、ロンドンに移った際に、ベースのビリー・モーリス(Billy Morris)とギターのヘンリー・イースタム(Henry Easttham)に出会い、2014年の初めにドラム担当で当時スウェーデンに住んでいたマーティン・セデリン(Martin Söderin)を加え、バンドとしての本格的な活動がスタート。

2015年には80秒のデビューシングル“Parasite”をきっかけに、ビートルズも在籍したパーロフォン(Parlophone)と電撃契約をかわした。

ブレイクのきっかけとなったのは、音楽フェスをにぎわせ大ブレイクしたRoyal Bloodのツアーに同行したことだろう。Royal Bloodと言えば、デビューアルバムが発売からたった1週間で6万6千枚売れたと言われており2015年には最優秀ブリティッシュグループを受賞した有名バンドだ。

その後VANTはメンバー交代で新しいドラマーとして、デイビット・グリーン(David Green)を迎え入れ、ここ日本にも2016年にFUJI ROCK FESTIVALにてライブを行って以来、多くのファンを虜にしている。

世界中のフェスに参加し、2017年、彼らのそれまでのデジタルシングルが全て収録されたデビューアルバム「Dumb Blood」がリリースされた。現在は活動休止中だが、再会を待つファンの数は計り知れない.

Reference

https://wmg.jp/vant/